JD Logistics — 5年でロボット300万台。保管・輸送・配送の判断を一つのソフトウェアに統合する
JD.comが9月9日に北京で開催した技術イベント「JDDiscovery 2026」で、物流子会社のJD Logisticsがロボットシリーズ「Wolf」を発表した。JD.com技術委員会委員長のCao Peng氏によると、今後5年間でロボット300万台、無人配送車100万台、配送ドローン10万台を調達する計画である。Wolfはピッキング、仕分け、搬送、配送を最小限の人手で担う。マイナス20℃対応の機種や薬局向けの自動払い出し装置も含む。同日発表の「Meta Brain 3.0」は保管・輸送・配送の判断を統合し、数億件の荷物の経路計算を数分から数秒に短縮した。
JD Cloudは、実際の作業映像を2年間で1,000万時間分以上収集し、ロボットの学習データとする。GPU設計会社Moore Threadsと共同で、国産チップ10万枚の計算基盤を構築する。JD Propertyは研究開発から保守までを担う拠点「RoboBase」を5年で80か所以上開設し、JD Industrialsはロボット部品で世界最大の供給元を目指す。JD.comグループは約70万人の配送・物流要員を、ロボット保守などの技術職へ再教育する方針である。
出典 South China Morning Post / JD Corporate Blog / DigitalToday / 2026.09.09