Destro AI — 作業員とロボットに一つのソフトで指示を出し、クロスドックを省力化
米新興企業のDestro AIは9月30日、800万ドルのシード資金を調達したと発表した。ロボットは自社で製造せず、ロボットと作業員の両方に作業を指示するソフトを開発している。創業者のManthan Pawar氏は「ロボット企業に勝てている最大の理由は、私たちがロボット企業ではないことだ」と話す。
最初に導入したのは郵船ロジスティクスで、米国北西部にある拠点のクロスドック作業に使っている。作業員がトラックから降ろした荷物を方面別のカートに積むと、米Miva Robotics製の搬送ロボット3台が満載のカートを見つけ、出荷側のトラックまで運ぶ。作業員とロボットへの指示、カートとトラックの割り当ては、Destroのソフト「Mothership」が行う。
郵船ロジスティクスはロボットを手がけるベンチャー2社も検討したが、1社はカートを運べても積み降ろしを管理できず、もう1社は作業の割り振りを人が担う必要があった。同拠点のロボットは26台に増え、南カリフォルニアの拠点でも17台での試験導入が始まる。郵船ロジスティクスの米国事業で自動化を統括するRichard Brunelle氏は「紙の作業がなくなり、すべてがシステムで動くようになった」と話す。
出典 TechCrunch / 2026.09.30