Körber — ロボットと車両をメーカー問わず一括管理する独NAiSEに出資
サプライチェーン向けのソフトと製造向けの技術を手がける独Körberは10月22日、独NAiSE GmbHに出資すると発表した。出資額と持ち分比率は公表していない。両社はこれまでも協力しており、今回の出資で戦略的な提携に格上げする。NAiSEは2017年に創業したソフト会社で、これまで外部の資金を入れずに運営してきた。共同創業者のKai Przybysz-Herz氏、Robert Libert氏、Raphael Kusumoto氏が引き続き経営に当たり、既存の提携先との取引も変わらない。
NAiSEのフリート管理ソフトは、AGV、AMR、人が運転する産業用車両を、一つの共通の制御で動かす。同社の施設内物流のプラットフォームは、車両の管理、車両の通行の調整、注文の管理、在庫の管理をつなぎ、メーカーに依存しない。標準化した接続の仕組みを持ち、背後でどのWMS、WES、WCSが動いていても接続できるという。
発表は、自動化が進むと運営企業は複数メーカーの車両群を使うようになるが、上位の制御がなければ車両群がそれぞれ孤立し、効率、見える化、拡張性が限られると説明する。両社は、メーカーを問わない車両管理を、Körberの物流施設向けのソフトと結びつけて提供する。NAiSEは、自社と提携するAGVとAMRのメーカーの機器を、両社に共通の顧客や新規の顧客が使えるようにする。ヒューマノイドロボットを含む新しい用途も開発する予定だが、時期は示していない。Körberの経営委員でサプライチェーン事業を担当するHelena Garriga博士は、「メーカーの異なる車両群のオーケストレーション(統合制御)に取り組むパートナーを得た」と述べる。NAiSEの最高経営責任者Kai Przybysz-Herz氏は、「独立性を尊重するパートナーをあえて選んだ」と述べた。NAiSEは今後も、他のシステム構築会社や車両メーカーとの協業に門戸を開くという。
出典 PR Newswire(Körber発表) / 2026.10.22